散歩のついでに31
大尾(だいお)さんにインタビュー
カルガモの会の初代所長であった大尾さんにインタビューをしました。
数年前バスハイクで江戸東京博物館に行ったときのことです。昼食のテーブルでは利用者のYさん、大尾さん、私の3名でした。その時大尾さんのYさんへの接し方を見ていて、まるで自分の娘のように愛情が溢(あふれ)ていらっしゃる。その印象が今でも強く残っていて、どんな方かお話しを伺えたら・・と思っていたのです。
で、大尾さんを目の前にしてカルガモの会でインタビューは始まりました・・
大場 「最初に名字なんですが、僕自身は初めて聞くんですが・・」
大尾 「鹿児島県の阿久根市に大尾(だいお)という地名があって・・そこに行くとやたらと大尾が住んでまして。三文判も売ってますよ、横浜にはないのね・・」
大場 「カルガモの会を始めたきっかけ、エピソードまたは一番ご苦労された点は」
大尾 「保土ケ谷区で社会教育指導のお仕事をしていましたが、それが任期を終えるころ、この仕事をやってみないかと言われたのがカルガモの会の所長でした。会の立ち上げと運営でした。中途障がい者の生涯学習のお手伝いとしてとらえ引き受けました。区によって違いもかなりあり、試行錯誤でした。保土ケ谷区で最後まで問題になったのは工賃の事。利用者さんからの反発が大きく、開所するまでに時間がかかりました。」