散歩のついでに10
バナナ バナナ バナナ
バナナほど便利な果物はないと、日頃から思っています。まず、安い。洗わないで、皮は手で剥けます。微妙な甘み、とそこに潜むわずかーな酸味。私は、ほぼ毎朝、バナナヨーグルトにして食べています。
そうだ、カルガモの会のホームページ9月は「バナナ」にしよう。(どこが「散歩のついでに」なの?ともう一人の私が聞きますが、無視しておきます。)
🍌🍌🍌
お題「バナナ」をカルガモの会で掲示したら、早速、利用者仲間の河合さんから投稿を頂きました。沖縄、石垣島に家族旅行に行かれた時のお話しです。
2018年の年末年始に石垣島へ家族3人で旅行へ行きました。
「美しい海」の世界第1位に選ばれた川平湾へ行った帰り、道に大きな看板を見つけて立ち寄りました。
「石垣観光パイン園」‐じっと座ったまま動かないおじいさんと、やたらに試食をすすめてくるおばあさんが楽しい直売場。
パイナップルも売っていたが、娘が苦手なのでバナナをチョイス。値段はちょっと高い。
が、元々島バナナは、通常のバナナの10倍くらいの価格なので、他で買うより実はとってもリーズナブル。緑のまま持ち帰り、家で追熟させます。
おまけ
石垣島では無人で大量島バナナ販売もあり。値段は100~300円。
こちらは熟しているのでホテルに持ち帰り、ひたすら食べます。
石垣島産のバナナがあるとは知りませんでした。実際に沖縄の方でも手に入るのは容易ではなく、お値段も高いそうです。河合さんの娘さんがパイナップルが苦手だったことに感謝ですね。
河合さんの文章の中で「緑のまま持ち帰り追熟する」ということが書かれていました。「追熟」とは緑の状態で持ち帰ったバナナを部屋に紐でぶら下げておくと黄色くなり、食べごろになるまで待つことだそうです。慌てず、ゆったりと熟すまで待つ。そんな心の“余裕”どこかに忘れていました。
石垣島の一番のお土産かもしれませんね。
🍌🍌🍌
テーブルに置いたバナナの1枚の写真から沖縄石垣島まで行ってしまいました。
まだまだバナナの話題は尽きなくて、漢字で書くと「実芭蕉」(みばなな)「柑蕉」(かんしょう)だとか、バナナの花も食べる国があるとか、初めて日本へ来たのは台湾バナナで明治35年(1902)、超高級品。バナナの栄養、カリウムが多い。デザートやドリンクとか ・・・
知らなかったこと、知りたいことが沢山あり過ぎて困っています。
🍌
(写真・文:大場 由隆)