散歩のついでに 5
西谷浄水場の桜
この時期になると西谷浄水場にある桜を見に行きます。東側の丘の上に15本くらいの桜が植えられていて、そのうち2本はとても眺めの良いところにあるのです。柵を乗り出すように北から見ると新宿付近の高層ビル群、新横浜のプリンスホテル、東側正面には背の高いランドマークタワーなどMM21地区、丘陵地が続いて保土ヶ谷球場の照明設備も見えます。
保土ヶ谷球場に戦時中高射砲が置かれていた話を思い出しました。昭和20年(1945年)5月29日米軍機B29大型爆撃機500機、P51小型機100機が飛来し、大量の焼夷弾を投下。高射砲はB29大型爆撃機、1機を打ち落とした後は沈黙。横浜市の中心部は壊滅的な被害で約8万戸が焼失。(参考 保土ヶ谷ものがたり 保土ヶ谷区制五十周年記念誌)
昭和29年に和田町に住んでいた私の知人が子供の頃、庭に不発弾があったのを掘り出した話を聞きました。もちろんとっても危険です。
撮影した3月の数日、31日には桜は満開を迎えました。
桜の樹齢は70年位、職員の方の話では大分傷んで、枝も昨年折れてしまったとか。
老木は残されたエネルギーを振り絞って花を咲かせてくれるのでしょう。平和な時代とともに、それがいつまでも続くことを願って、そっと手を合わせました。






(文、写真:大場 由隆)