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横浜市中途障害者地域活動センター

ほどがやカルガモの会

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散歩のついでに19

新型コロナウイルスに感染しました

カルガモの会の職員Mさんはいつも穏やかで気配りができて本当に感心させられます。
そんなMさんがコロナにかかって8日間カルガモの会をお休みしていました。土日を含め10日間の療養期間をどう過ごしていたのか?どんなことを考えていたのか?また、皆さんに伝えたいことなど、お話しを伺いました。

大場 まず最初にどうやってわかったんですか?
Mさん のどが痛くなったので風邪だと思ったのですが、念のため検査に行ったんです。まずかかりつけ医のホームページを見て感染症コールセンターに電話したら、かかりつけ医に連絡するように言われ、そこではPCR検査ができないことを確認して、再び感染症コールセンターへ電話しました。
大場 まだそんなこと(たらいまわし)やってんですね。
Mさん ええ、症状が悪い人にはつらいと思います。PCR検査所が見つかるまでも簡単ではありませんでした。
感染症コールセンターからは、家から近くてPCR検査のできる医療機関を3か所紹介してもらって電話をしたんですが、1か所目は話し中、2か所目は当日午前は予約いっぱいでダメ、3か所目はドライブスルーのみ対応とのことで、私は車がないのでこれもダメ。断られた病院が紹介してくれた4か所目の病院では10時半までに来れば検査できるとのことでしたので、急いで向かい、抗原検査とPCR検査をしました。抗原検査の結果は陰性でした。翌日、病院から連絡があってPCRの検査結果は陽性でした。
大場 陽性と言われた時どんな気持ちでした?
Mさん えええ?僕が?って驚きました。何にも特別なことしてないし、飲み会にも行ってないし、旅行にも行ってないのに、どこで感染したのか全く見当がつかなかったんです。本を読むのが好きなので、休みの日はファミレスで一人で読書をしていただけですし。

Mさんのその後の経緯は以下でした。

翌3月17日(木)PCR検査結果陽性の連絡の後、県から中和抗体療法の提案あり。Mさんは高齢の母親と二人暮らしなので感染したら家から出て宿泊療養をしたいと以前から考えていたところ、中和抗体療法も宿泊療養施設で行うとのことだったので、受けたいと伝えた。

3月18日(金)迎車が来て宿泊予定のホテル(無料)へ。横浜スタジアム近くの東横インに午後5時半チェックイン。

3月19日(土)中和抗体療法(点滴30分)。24時間は特に体調の変化に注意が必要とのことで携帯電話が貸与された。

療養期間中は、体温と血中酸素飽和度の値を1日2回ホテルに報告、 さらに1日1回ラインで神奈川県とカルガモの会に報告。食事は弁当が1日3食。ホテルの部屋を出て良いのは弁当を取りに行くときのみで、それ以外は部屋から出られず。

3月26日(土)チェックアウトし、自宅に戻る。帰りは公共交通機関を利用。

3月28日(月)カルガモの会ヘ出勤。

大場 一番不安に思ったことは何ですか?
Mさん 身体の状態が急に悪くなったらどうしようかということと家族やカルガモの会の 皆さんに感染していないかということです。
大場 夜、眠れました?
Mさん 私は眠れるんですよね。
大場 皆さんに伝えておきたいことはなんですか?
Mさん 感染したときはどうしようかと、普段から考えてはいました。宿泊療養となった場合、自分は本とパソコンは必携でした。ホテルの部屋から出られないので、運動不足解消のため、インターネットを見ながらストレッチなど身体を動かすこともしていました。1日3食の弁当と水やお茶以外は支給されないのでお菓子など好きなものを少し自分で用意しておくといいですね。自宅療養のためにも食糧を普段から余分にストックしておいた方がいいと思いました。
それから、対策をしていても感染してしまうことはあると思いますが、手洗い、マスク、換気などの感染対策は大切だと改めてお伝えしたいところです。

今、Mさんに聞いた話をまとめながら思うのは「感染したときはどうしようかと普段から考えていました。」ここは大切だと思いました。どこで感染したのかわからない、ウラを返せばいつ誰が感染してもおかしくないということです。

まずかかりつけ医と横浜市新型コロナウイルス感染症コールセンターの電話番号045-550-5530 を登録しました。

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